黄金の7人
続 黄金の7人 レインボー作戦
billing
キングレコード+シネマート presents
さらば、ジョルジャ。 さらば、峰不二子。
日本最終上映
3.28 Fri シネマート新宿ほか日本最終上映
劇場情報
豪華ゲストによる全国トークイベント開催決定!入場者プレゼント先着配布!
さらばジョルジャ。さらば峰不二子。
伝説の
"オシャレ音楽・衣装・美女”
てんこ盛り映画
ついに日本最終上映!

予告編

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About the Movie

『黄金の七人』『続・黄金の七人/レインボー作戦』

SETTE UOMINI D'ORO/IL GRANDE COLPO DEI SETTE UOMINI D'ORO

『黄金の七人』と『続・黄金の七人/レインボー作戦』がスクリーンに帰ってくる!ロッサナ・ポデスタ演じる妖艶なジョルジャ、フィリップ・ルロワ演じる老獪な「教授」、そして6人の盗賊どもが繰り広げる「ルパン三世」ばりの華麗なる金塊強奪劇!そして、そこに流れる、あのフリッパーズ・ギターにも影響を与えたアルマンド・トロヴァヨーリによる、めくるめくダバダバ・スキャットをフィーチャーしたジャジーで煌びやかなテーマ曲!
1960年代の公開当時ご覧になった方も、90年代の渋谷系の時代にリバイバル公開でご覧になった方も、またその時代に憧れる若い世代の方も、最終上映となるこの機会に、このシックスティーズらしいイタリア映画の傑作を、ぜひ大画面の劇場でご堪能ください!
小柳帝(ライター/編集者)

『黄金の七人』『続・黄金の七人/レインボー作戦』
カーテン
カーテン
cast
ロッサナ・ポデスタ
Rossana Podestà
ロッサナ・ポデスタ

1934年イタリア生まれ。50年に映画デビュー。その抜群のスタイルと美貌をいかして、主に50~60年代に国際女優として活躍した。59年のイタリア映画祭で来日。『黄金の七人』(65)『続・黄金の七人/レインボー作戦』(66)で彼女が演じたジョルジャは、「ルパン三世」の峰不二子のモデルの一人とも言われる。2013年ローマで79歳で死去。

フィリップ・ルロワ

1930年パリ生まれ。様々な職業を経験したのち、友人の紹介でジャック・ベッケル監督の『穴』に出演、一躍注目される。以後、『女性上位時代』(68)『男女残酷物語/サソリ決戦』(69)『愛の嵐』(73)など主にイタリア映画界で活躍。どの作品でも個性的な存在感を発揮した。2024年、ローマで死去。

Staff
製作・監督・脚本 マルコ・ヴィカリオ Marco Vicario

1925年ローマ生まれ。50年に俳優としてデビュー。その後プロデューサーに転身し、確固たる地位を築いた後、64年、愛妻のロッサナ・ポデスタを主演に『濡れた本能』で監督デビューを果たす。以後も『黄金の七人』シリーズ(65~71)を世界的にヒットさせるなど、イタリア娯楽映画界を牽引した。2020年、ローマで死去。

音楽 アルマンド・トロヴァヨーリ Armando Trovajoli

1917年ローマ生まれ。サンタ・チェチーリア音楽院を卒業後、数々の国際ジャズ・フェスティバルに参加し、腕を磨く。50年代半ばから映画音楽界に進出し、『セッソ・マット』(73)『特別な一日』(77)『ル・バル』(84)など、モダン・ジャズをベースにした斬新で軽快なアレンジの音楽で、エンニオ・モリコーネと並ぶ多産型の巨匠として活躍した。2013年、ローマで死去。

COMMENT

順不同・敬称略

『黄金の七人』が隠れた名作から渋谷系の象徴的な映画に格上げされたのは、
紛れもなくフリッパーズ・ギターの超名曲「恋とマシンガン」のオマージュによってだ!
トロヴァヨーリのオシャレな音楽と相まってサントラブームまで巻き起こった異常で愛らしい時代(笑)。
コミカルでセクシーでクールな『黄金の七人』シリーズは渋谷系のマストアイテムでした!

カジヒデキ(ミュージシャン)

目的のためなら手段を選ばず、自分の美しさを知り尽くしている女性。
そんな存在が私はたまらなく好きだ。
この映画が半世紀以上も前に作られたなんて信じられない。
大きなスクリーンで観ながら、「いいねえ」とつぶやきたい。
カメラワーク、音楽、美術、セット、セリフ すべてに無駄がない。
その完璧な世界の中で、ジョルジャを何度も着替えさせてくれたことに、 心からの感謝を!
好きな男の前では、瞳の色が変わるの。
一度でいいから、そんなふうに言ってみたいものです。

玉城ティナ(女優・モデル)

『七人の侍』『荒野の七人』『宇宙の7人』…。
僕らの世代で“七人”と云えば、『黄金の七人』も確実に入る。
お洒落でウイットに富んだPOPなイタリアンノワール。
それまでのフレンチノワールを嘲笑うかのような能天気さ。
映画館でこのシリーズを堪能できるとは!
あの“黄金”たちにまた逢える。
あのスキャットとジャズビートを劇場でまた聴ける。
この機会に劇場で観るべし。マンマミーア!!!

小島秀夫(ゲームクリエイター)

『黄金の七人』ついに日本最終上映ですか。これはぜったい劇場のスクリーンでご覧になっていただきたい。脚本、キャスティング、衣裳、すべてが洗練されている、これぞエンタテインメント!もちろん音楽も最高。あのダバダバなテーマ曲ばかりが有名ですが「ロッサナ」というセカンド・テーマもチャーミングな名曲。1960年代って、20世紀って最高だったんだな、と思えてくる、「映画を好きになる」映画です。

小西康陽(音楽家)

アルマンド・トロヴァヨーリが手がけるサントラも最高な『黄金の七人』『続・黄金の七人/レインボー作戦』の日本最終上映!是非映画館のスクリーンで観たい!

川辺ヒロシ(TOKYO No.1 SOUL SET)

サザンオールスターズの「エロティカ・セブン」に、『黄金の7人 1+6 エロチカ大作戦』(シリーズ4作目)を連想した人はきっといる。その中の一人が僕だもの。
今回上映される1作目と2作目は中学生の時に観た。青春ノイローゼ真っ只中で、ロッサナ・ポデスタのオシャレエロ・ファッションにクラクラ。たぶん、そういったフェチなことを覚えたのはこの映画が最初だったと思う。
初見ロールな方も是非、この機会に!

みうらじゅん(イラストレーターなど)

語感もヤバい、ロッサナ・ポデスタ!“峰不二子の原型”との形容にも納得のココロ。その圧倒的特濃美貌に艶ボクロ、凹凸極まる色気ダダ漏れ悩殺姿態に遭遇した当時十代半ばの鉄次少年はイチコロパンチョス。そして…溶けたね。
だって、裸身にファー一丁、黒のレザースーツ、ペチコート、金ラメなどのコスプレ攻撃、トドメは泡まみれ入浴挑発だもの…そりゃ溶けるワ。
以来“欧州女性は下着を着けない”との美しき誤解を僕に植え付けさせたのは、 みーんなポデスタのせいだ!

秋本鉄次(“映画は女優で見ろ”評論家)