




飛行機事故でたった一人
生きのびた少年は、
森で地図を見つけ、
オートバイで島を駆け抜ける。
<黒い影>から逃れて、
小鳥とともに。
生きのびた少年は、
森で地図を見つけ、
オートバイで島を駆け抜ける。
<黒い影>から逃れて、
小鳥とともに。
アニメーション映画祭として世界最高の権威と最大級の規模を誇るアニメーションの国際映画祭であるアヌシー国際映画祭において、本作は2019年に新設された、実験性・革新性のある長編アニメーションを対象とする“コントルシャン”賞で、見事初代グランプリを受賞。これを皮切りに、世界中の映画祭で9冠を達成、2020年第92回アカデミー賞長編アニメーション部門の最終候補32作品に選ばれ、同年第47回アニー賞でも『アナと雪の女王2』や『トイ・ストーリー4』とともにベストミュージック部門にノミネートを果たした。
一躍時の人となったそのクリエイターの名は、“ギンツ・ジルバロディス”。ヨーロッパの小さな国、ラトビアで生まれ育ち、8歳からアニメをつくり始めたという弱冠25歳(当時)の青年が、3年半もの時間ををかけ、たった一人ですべてを作りあげた、渾身の長編デビュー作。
世界中で新風を巻き起こしたヨーロッパの新星、遂に日本へ!!
「Away」は私にとって非常に個人的な映画なので、世界中の観客に本作が届けられたことを知って、私はとても恐縮しつつ興奮しています。
私に多大な刺激を与えてくれた場所、ここ日本で公開されることを本当にうれしく思っています。
──ギンツ・ジルバロディス