ルパン三世、峰不二子、ミニミニ大作戦、オーシャンズ11、渋谷系…。
すべてはここから始まった!映画史に輝くケイパームービーの決定版!!
その中心は、本シリーズで世紀の美女”ジョルジャ”を演じたロッサナ・ポデスタのお色気満点な魅力。オシャレかつゴージャスなA・トロヴァヨーリの音楽が最高に華を添える!
1934年イタリア生まれ。50年に映画デビュー。その抜群のスタイルと美貌をいかして、主に50~60年代に国際女優として活躍した。59年のイタリア映画祭で来日。『黄金の七人』(65)『続・黄金の七人/レインボー作戦』(66)で彼女が演じたジョルジャは、「ルパン三世」の峰不二子のモデルの一人とも言われる。2013年ローマで79歳で死去。
『コールガール』『帰郷』でアカデミー賞主演女優賞を2度受賞した、ハリウッド大女優ジェーン・フォンダが、女優としてブレイクする前の20代にフランスで主演した官能ドラマ。
自由奔放に生きようとするが、逆に男たちに利用されていく世間知らずな若妻を体当たりで演じた。監督は当時のジェーンの夫で、のちに『バーバレラ』を撮るロジェ・ヴァディム。
1937年アメリカ・ニューヨーク生まれ。俳優一家の長女として女優の道に進み、『コールガール』(71)『帰郷』(78)でアカデミー賞主演女優賞を2度受賞したハリウッドを代表する大女優。ほかに政治・社会活動家、作家、美容家としても多才な活動を精力的に行い、成功を収めている。
イタリアを代表するセクシー俳優のラウラ・アントネッリとジャンカルロ・ジャンニーニが共演。さまざまなシチュエーションで繰り広げられる全9編の女と男のオムニバス・セックス・コメディ。当時のイタリアで特大ヒット。A・トロヴァヨーリが手がけた音楽も大流行した。ラウラの数多い出演作の中でも異色かつエレガントな逸品。
1941年イタリア生まれ。65年映画デビュー。欧州のヴィーナス的存在として、数多くの監督、俳優たちから愛され、その魅力をいかんなく発揮した。代表作に、『毛皮のヴィーナス』(69)『青い体験』(73)『イノセント』(75)等。2015年、ローマで73歳で死去。
中年のフランス人作家と美しい女医の燃え上がる恋と、彼らを飲み込む暴力の不条理─。『卒業』『明日に向って撃て!』の可憐なヒロインとして人気の清純派女優キャサリン・ロスが、そのイメージをかなぐり捨てる大胆なラブシーンを演じ、話題をさらったラブサスペンス。共演はフランスの大物俳優・歌手のイヴ・モンタン。
1940年アメリカ・ロサンゼルス生まれ。65年映画デビュー。67年の『卒業』および69年の『明日に向って撃て!』『夕陽に向って走れ』で清廉なヒロイン役を演じて、人気スター女優の仲間入りを果たした。以降はテレビドラマや、児童文学作家としても活躍している。
15歳のウブな少年が、ひと夏の間に年上のメイドから性の"個人授業"を受ける─。
『エマニエル夫人』三部作で一世を風靡したエロスの女神シルヴィア・クリステルが、ハリウッドに進出して主演した愛の手ほどき作品。ごきげんな70年代ロックが流れる青春音楽映画でもあり、この手のジャンルの中では良作に仕上がっている。
1952年オランダ生まれ。荒んだ家庭に育ちながらも、IQ165の才女で5カ国語を操れた。
モデルの仕事を経て、72年に女優デビュー。74年、日本でも大ヒットした『エマニエル夫人』で一躍エロスの女王となった。80年代にはハリウッド映画にも出演したが、晩年は薬物とゴシップにまみれ、2012年60歳で早逝した。